16/04/29 四十九日
それは本当に本当に突然で、亡くなる二週間前にはお酒を飲み、三日前には打合せ、前日には電話やメールをし、
後から思えば、亡くなる前日に出したであろう宅配物を命日に受け取っていたくらい。
今まで何度かお葬式に出たことはあるけれど、こんなに年齢の近い人の葬儀は初めてで、
目に入る色んな光景が本当につらかった。
一人になればじめじめと泣く毎日だったけど、朝が来れば目が覚めるし、
トイレに行ったり、メールをしたり、お腹がすけば料理の献立も考える。
毎日やらなきゃいけないことがたくさんあって、時間がちょっとずつ過ぎて、
少しずつ日々の生活に戻っていった。
四十九日は故人が成仏して、残された人が落ち着いて、亡くなった人の死と向き合える頃合いらしい。
冬から春になった。本当にそんな頃合い。
悲しいけど、月並みだけど、なんか色々がんばらなくちゃなー。。